２日間，雨が降ることなく，暑すぎず寒すぎずのちょうど良い気候の中，すべて計画通り活動することができました。こんなにも長い距離を歩いたのは，初めての子どもが多かったのではないでしょうか。歩き切れたのも，一緒に歩いた仲間や付き添いの先生方のおかげだと実感しました。険しい山道では，登れない友達に手を貸したり，荷物を持ってあげたりして助け合う美しい姿が見られました。また，遅れ気味の友達に「がんばれ」と励ましたり，背中を押してあげたりする温かい光景が見られました。２９人全員で歩き切った時には，疲労の中にも達成感や充実感が溢れていました。２日目の美し森ハイキングの頂上でのソフトクリームの味と子どもたちの笑顔は忘れられません。１日目はバラバラに食べていた昼食でしたが，２日目は自然とみんながひとかたまりになって，食べていました。そのことからも５年生全体が団結しているように見えました。
実行委員が中心となって，テーマや約束を決め，それを達成するために一人ひとりが目標をもって活動しました。ただ楽しいだけでなく，自分の仕事や役割を果たすこと，礼儀や集団行動のルールを守ることなど多くのことを学びました。他校の先生には，「あいさつがしっかりできて素晴らしいですね」と褒めていただき，写真屋さんには「声をかけたときの反応がよくて気持ちがいい子たちですね」とコメントをいただきました。子どもたちの明るさや元気の良さが認められて担任としてうれしく思いました。
この林間学校で経験したことに，今後さらに磨きをかけていくことで，より素晴らしい５年生になることを期待しています。
