6年生

6学年 秋の校外学習

前日の雨と台風の接近により天気の心配もありましたが、暑いくらいに良く晴れた日になりました。コロナ禍の初めての旅行ということもあり、緊張感の中にもやっと行けるという喜びの出発でした。車内では、一人二席、全員窓側という状況でとても静かに出発しました。子どもたちの声がしない車内。ちょっと寂しいくらいでした。

博物館に到着し、すぐに古墳に上りました。外も歩くと気持ちが良くて、ふかふかの芝生の上をどんどん歩きました。館内の見学でも、土器を見ては、「すごい!」「あ、これだ!」と胸をドキドキさせながら見学していました。火起こしや勾玉づくりでは、活動への集中力が素晴らしかったと思います。

豊富郷土資料館でも、お話を食い入るようにしっかりと聞いていました。江戸時代以降の生活や養蚕の話を中心に、この百年余りの中で大きく時代が変わってきていることも実感できたと思います。

実際に博物館や資料館を見学することで、学習を深めることができました。歴史を学ぶことから、今の生活が、こうした努力や工夫、人々の願いの上で成り立っていることや、身の回りにあるものや自分のしたいこと、自由な楽しみ、勉強ができることだって当たり前ではないと感じてほしいです。

今回の校外学習は、子どもたちへの「尊敬」と「信頼」が高まった旅行だったと感じています。校長先生からも、「修学旅行を必ず実現させたい。」とお話をいただきました。とても良い態度で学ぶことができました。とても良い気持ちで帰ってくることができました。本当に楽しい旅行でした。